認知症を緩和ではなく回復させたい方のためのリハビリを
卓上療法や整体などを駆使しながら不調を回復へ導いていきます
回復は見込めないという概念が一般的だった認知症ですが、脳内にある原因箇所を一人ひとり特定していきそこに対してピンポイントでアタックをかけることで、回復へ向かうことが現代では判明しています。
不調に関係したことでお辛い思いをされていらっしゃる方々の力になるべく、代表自身が多くのアルツハイマーの患者様と看護師時代に向き合ってきた経験を活かして、リハビリテーションを進めてまいります。一人でも多くの方に幸せを実感していただくために、ご来院をお待ちしております。
まずは各々異なる認知症の根本原因を脳内のどこにあるのか特定
アルツハイマーやレビーなどといった不調は脳内のどこかに原因がございます。この根本原因は患っているご本人様一人ひとりの不調内容などによっても異なってくるものであり、ここを明確にしてピンポイントでアタックをかける準備をすることで、初めてリハビリテーションの効果が発揮されます。
そのためカウンセリングには特に力を入れて、根本原因の特定に努めてまいります。特定の基本は整体院など他の不調改善を目指すサービスと同様に、利用者様の話をしっかり聴くことです。「物忘れ・幻覚・徘徊などといった不調はどのような頻度でどのようなパターンで現れるのか」「ご本人様の直近のライフスタイルはどのようなものか」など、利用者様から積極的にお話しいただくことで、ベースに根本原因の発見に繋がってまいります。
認知症の根本原因に合わせて卓上訓練を実施いたします
卓上療法とは、読んで時のごとくテーブルの上で行う療法を指し、主に数字の計算を活用します。数字の計算を行うことで脳のワーキングメモリという機能が向上していき、物覚えや情報整理ができるようになり、同時に理性をコントロールする力も戻ってまいります。
一桁の四則演算にはじまり、頻繁に間違えたり「+」や「×」などといった記号に戸惑ったりする傾向がある方には、足算だけ・割り算だけなど、演算法を限定した計算に取り組んで徐々に慣れていただきます。そしてだいぶ機能の向上が見られてきた方には、あえて計算中に話しかけたり、計算問題が全てひらがなで書いてあり回答もひらがなで行うという難易度の高いものに挑戦していただいたりと、このような形で脳の根本原因へピンポイントでアタックをかけていきます。
同様に整体の施術を施すことでリハビリの効果を加速させます
内臓機能が低下しているケースが多いのがアルツハイマーやレビーを患っている方の特徴の一つであり、特に肝臓はお薬を定期的に飲むために多大な負荷をかけていて、結果疲れていらっしゃる方が多いです。内臓も筋肉のため、肩や首などと同じようにこり固まるものであり、内臓が疲れているとそのこり具合が触って顕著にわかるほどになります。
内臓がこり硬まっていると食べ物の栄養吸収がスムーズにいかず、結果脳にまであまり栄養が行き渡りません。その栄養と酸素を素材に脳内で新しいシナプス回路を形成することでだんだんと回復が見込めるため、整体の施術を通して内臓や頚部のこりをほぐし、血流がスムーズになっていくことで栄養が脳にしっかり行き渡るようにいたします。同時に身体全体も整っていき、肩こりなどの不調も緩和してまいります。